レトロゲームを語ろう(キング&バルーン)
今回のお題はキング&バルーン。
長い長い前フリだよ(^^;)
小学生の時、一風変わった男の先生が担任だった。通称バルタン先生。こんな呼ばれ方をされるくらいだから生徒には人気があったし、今思えば単なるサラリーマン教師では決してなかった。
「授業止めて外で遊ぼうよ~」という意見が多数を占めれば本当に校庭で鬼ごっこをしたり(一歩間違えれば問題教師のレッテルを貼られたかもしれないなあ)、「よ~し今日はボクが一人で掃除当番やるからお昼休みは全員遊んでて良いよ」と言うと本当に汗だくになって一人で掃除をしてた。
そんなバルタン先生に「ばるたーん、ドラえもんの映画連れてってよ~」と言い出したガキがいた。イヤ、もしかしたらMt.East本人だったような気もするが定かでない。その時に一緒に名乗りを挙げた計4人がバルタン先生とドラえもんの映画(のび太の宇宙開拓史)を観に行くコトとなった。
教師という立場上、特定の生徒とプライベートな交流を持つのは今だと問題になるかもしれない。第一、20代の良い若者が子供4人を連れてドラえもんの映画を観るなんて、普通したくないよな(^^;)
当時のドラえもん人気は凄まじく、新宿の映画館に着いたが2時間待ちと言われて結局映画は断念してしまった。その後マクドナルドで昼食をとった後、5人で喫茶店に入った。
へるぷーへるぷーばいばーい
喫茶店に置いてあったのがキング&バルーンである。ヘルプの意味も分からない子供たちではあったが、一瞬にして全員があの異様な声色の虜になり「へうぷーへうぷー」とマネをしたモノだ。
そしてバルタンはみんなに100円玉を渡して遊ばせてくれた。ゲームの内容は固定画面のシューティングで、王様が風船に連れ去られそうになると「へるぷー」。その風船を打ち落とせば復帰するが、救出に失敗すると「ばいばーい」と言いながら居なくなってしまう。
ストーリーなど今イチ分からないんだけど、あの王様を連れ去ろうとしてる風船は何なのか?宇宙人の乗り物?戦争中の敵国の乗り物?何にしても連れ去られた王様が無事で居られるハズがない。宇宙人だったら絶対解剖されるって。それなのに、微塵の危機感も感じさせない「ばいばーい」と言う、およそ王様らしくない声...実は当時としては声が出るだけですごい技術だったみたいなんだけど。
幼き日の思い出もばいばーい
当時の世相を知っているヒトなら分かると思うけど、ゲーム=悪、ゲーセン=不良の巣窟、の図式が成り立っていた時代のハナシである。ドラえもんの映画を観損なったのは子供心に残念だったが、それ以上にバルタンと新宿に出かけ、先生のおごりでゲームを遊んだあの思い出は忘れることはないだろう。
キングバルーン、このゲームそのものには思い入れはあまりないけど、常にあの鮮烈な思い出と共にあるゲームなのでした。
↓同じ内容はココに記録
http://homepage2.nifty.com/mteast/mania/gamereview.html
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