「DEATH NOTE デスノート the Last name」観た
ツタヤの半額キャンペーンでテキトーに借りてきたデスノ後編。前半はTV放送で観て、後半は見逃して気になってた作品。
そもそも前半の冒頭、イキナリ群衆の真ん中でデスノートを使うライト。この時点で有り得ないって言うか、原作との乖離が感じられるワケで。
さらに証拠不十分で不起訴(だったかな?まあそんな感じの)となった悪党の出現や、六法全書を雨の中に放り投げるシーンは余りにも分かりやすくて原作の世界観を期待して観る人間には到底受け入れがたい導入部の内容、ラストの南空ナオミの件で改変感が頂点に達する形で前半は終了していた。原作に忠実に作っては尺がいくらあっても足りないのは分かるけど、これだけ変えるともう別作品のようではないか?と。
そんなモヤモヤ感が残ったままだったけど、まあ原作通りのストーリーを楽しみたかったらアニメ版で十分だし(アニメも100%忠実ではない)、ここは新たな作品を楽しむ気持ちが大事だなと思いつつ観た。
そうして原作からの大幅改変を覚悟して観てみると、後半はまあ原作に近いストーリー(違うといえば全く違うんだけど)だったし、ライト監禁以降の原作のグダグダ感がなくなってかなりキレイサッパリにまとめられてた。プロファイリングで高田清美に行き着く過程がチト安易な気もするけどまあ良いでしょう。決着のつけ方がライトとLで完結している点も、作品として高い完成度を印象付ける。
原作の後半はLとキラの決着がこんなんで良いのかよとツッ込みを入れたくなるのと、何の魅力もない新キャラ、ニアとメロに追い詰められるキラという構図に釈然としないものを感じてしまうけど、その分映画版のスッキリしたまとめ方が秀逸に思える。
ひねくれた見方をすれば、原作の力不足が実写版を相対的に魅力的な作品に仕立てているとも言えるけど、まあ後半の方が脚本もテンポもこなれてる感じ。
最後の対決シーンでライトが法の限界を叫び、父親が答えるシーンは突然内容が説教臭かったのと、ラストシーンでリュークが奇声を発しながら東京の空を飛び回る終わり方はいただけなかったなあ。ホラー映画じゃないんだから。
まあとにもかくにもそういうワケで、実写版デスノは前半はオススメできないけど後半はオススメな1本なのでした。
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